FNCSなどのレベルの高い大会では、プレイヤー同士の初動から立ち回りや戦い方、駆け引きがおもしろいんです!
今回は初心者でもわかる、大会などでの上位プレイヤー同士の「初動」について解説します。
初動の見どころやおもしろさが分かると、FNCS、CR CUP、GameWith CUP、STAGE:0など競技大会の観戦がもっと楽しめること間違いなしです!
フォートナイトの「初動」とは?
▼「初動」とは
フォートナイトにおいて「初動」とは、最初の降下場所への降下~降りた場所での戦闘・物資集めなどのゲーム最序盤の最初の行動のことを指します。
降りる場所はチームやプレイヤーによって「固定降り」を決めているところが多い。
▼「固定降り」とは
初動において、決まった場所へ降りることを指す。
なぜ固定降りをするの?
安定した立ち回りをするために固定降りを決めます。
降下場所を固定していると、宝箱の場所や物資集めのルートを予め把握して安定した物資を集めることができます。
固定降りの決め方
- 物資の多さ
- 立ち回りとの相性の良さ
- 他プレイヤーやチームと被らない
物資の多さ
ソロ・デュオであれば過疎地に降りても十分物資が集まりますが、トリオやスクワッドの場合は全員分の武器・回復・建築資材を確保しなければなりません。
また、競技シーンでは建築を壊されにくい硬い資材(レンガ・鉄)などが取れる場所は人気です。
立ち回りとの相性の良さ
チームごとに得意なプレイスタイルや作戦があります。
立ち回りや作戦によって最適な場所を決めます。
例)
回復勝負に備える→釣りができる場所。
ハイグラウンドを取る→ペッパーが取れる場所。
他チームと被らない
初動死や初動の戦闘で消耗することをなるべく避ける。(詳しくは後述)
初動が1番重要!全試合を左右する!
私たち一般プレイヤーの通常マッチでも初動生き残ることは大切ですが、競技大会では最重要な場面です。
FNCSなどの競技大会では初動をいかに良い状態を保ってスタートするかが勝利のカギとなります。
ルールにもよりますが、必要以上の戦闘は避けて、武器・回復・資材などの物資を集めるのを優先するのがセオリーになっています。
なぜ初動被るといけないの?
FNCSのヒートやグランドファイナルなど固定メンツでの試合で初動が被っている場合、必ず毎回降下場所が被ることになります。
初動が被ると必然的に戦闘が開始します。初動は武器や回復の状態がそろっていない状態で戦わなければならず、強いチームでも勝率が不安定になります。
大会では安定した高順位をとることが獲得ポイントも高く、初動死はなるべく避けたいところです。
また、序盤で弾や回復・建材を使ってしまうのももったいなく、初動の対戦が長引けば、別チームが漁夫の利を狙いにくる可能性が高くなります。
初動で消耗して別チームに倒されるなんて不毛すぎる!
初動被りを避けるための戦略
初動で一番大事なことは、不要な戦闘を避け、物資を確保するためにも他チームと被らない場所にできるかどうかです。
そのため、どのチームも固定降りが被らないために駆け引きをします。
降下宣言をする
どのチームも初動はなるべくかぶりたくないもの。
そのためプレイヤーはtwitterで降下宣言をします。
戦いはゲーム外から始まっている特殊な文化です。笑
競技プレイヤーは各々ツイッターアカウントを持っていて、選手同士で繋がっています。
またリツイートや拡散させることで、プレッシャーをかける作戦です。
ここに降ります!(来ないでね!来ても倒すよ!)という意思表明ですね。
相手チームが自分より格上で初動勝てる自信がない場合は、そのチームは降下場所を変えるのが妥当な判断になります。
実力で退かせる
なお降下場所が被る場合は、お互い真っ向勝負をする覚悟で降下します。
被ったチーム同士は初動戦うこととなります。
どちらかのチームが一方を倒して勝てば、負けたチームは次のマッチで降下場所を変える判断もあります。
実力で証明させます!
勝ったチームは次マッチからも強気で戦いますし、相手が退いてくれればフリーで漁れます。
負けたチームは、次も降下場所をかぶせに行くか、違う場所に降りる選択になります。
違う場所に降りても他チームがすでにいるため行き場がなくなるケースが多々あります。
最初の武器運によっては勝ったり負けたりを繰り返したり、お互いポイントが伸びないこともあります。
意地とプライドもあってなかなかお互い引けなくなってしまいます。
初動フリーは最強?
有名で強いプレイヤーだと降下宣言をすると被りを避けられてフリーになる場合が多いです。
初動フリーだと良いランドマークでたくさん物資集められて、戦闘も避けられて有利過ぎない!?
実はそんなことはなく、初動フリーの場合の課題は「ストームサージ」対策をしないと中盤まで生き残りが大変です。
▼ 序盤~中盤にかけての「ストームサージ」については、こちらで解説しています!
さいごに
以上、競技シーンにおけるFNCSや大会などの「初動」について解説してきました。
いかに他チームと降下場所が被らないことが大事かよくわかりますね。
ゲームの実力はもちろん、ゲーム外から戦いが始まっているのも楽しみ方の一つですので、選手のツイッターなどもぜひフォローしてチェックしてみてください。
▼FNCSでの降下場所宣言などもまとめています。
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